じゅうそくかん

今月中にあげないといけなかったWebデザイン・コーディングを終えた。突貫に次ぐ突貫で作業していた仕事がようやく全て1段落して、次のステップに移れる。
今回の仕事で自分なりに課題だったのは、XHTML+CSSの形でできる限りcssで制御することだった。
フェーズを分けてバージョンアップしていくサイトだったし、期日の問題からシステム部分の工数を減らしたかったし、自分なりの意欲もあり、結果的に正解だったと思う(システムが組み上がるのはまだなので、本当に結果が出るのはこれからだけど)。
ただ作業的に最初のウチは大丈夫だが、IE対応を合間に入れたり、デザインとコーディングがほぼ並行で進んでいたりして、cssファイル自体がわかりにくくなってしまったのは反省点だ。
しかし構造的には美しく仕上げたので、cssをあとできれいに編集すれば良い話であって、期日的なものも含めおおむね自分の仕事に満足している。
こういう充足感はいいなあ、と思う。経営者にクラフトマンシップが無かった前職の時は経験できなかったもので、これこそ制作職の喜びだと思う。
こういうものが評価される、分かり合える職場じゃないと、正直どんなに給料良くてもきついなあ。もちろん今の職場にも難は腐るほどあるけれども、こういうものを作る充足感を感じることが出来るというのは、ある意味恵まれていると思う。
20代半ばになり、前にも書いたかもしれないけれどもそろそろ自分の作品と呼べるものが作りたいと思っていて、人生設計や自分の性分も考えると、この先どんな仕事をするにせよ、この充足感をいつも感じることが出来るようにしないとだめだなと思う。
今日はやけにまじめな。いや、いつもだな。