オフオフ

きょうはひさびさに平和島へ。公園を歩いて映画を見る。
映画は「エリザベスタウン
おすぎのやってたCMのせいで見たくないなあと思っていたが
実際見てみたら、
なんだ、いい映画じゃん、てかんじだった。
全体としていろんな要素
(ラブコメ・ヒューマン・ロードムービー的なもの・ギャグ…)
を盛り込みすぎてる感はあるが、
それでも嫌味じゃない。
田舎にいくと感じる、
人との距離のすごい縮まり方とか、
葬儀に際して慣習や伝統がめんどくさいあたりとか、
そういうのはアメリカにもあるんだなあと思って
ぐっとアメリカへ親近感がわいた。
あと、オーランド・ブルームはいい。
だいぶ前だけどキングダム・ヘヴンもよかったしなあ。
その点、キルスティン・ダンスト
我が家ではビジュアル面での
評判があまりよろしくないのだが、
でも演技がよかった。

奥さんは「私の頭の中の消しゴム」と迷っていたようだが、
今後この映画がテレビでやる可能性が低い方を見る、
という基準で選んで、正解だった。
確かに「エリザベスタウン」はテレビでは放映できない。
盛り込んである要素が多すぎて
どこでCMに行ったらいいかわかんないし、
全体は割と単調だし。

そういうことも含め、
非常に映画らしい映画をみたな、
と、思った。
監督はキャメロン・クロウだが、
確かこの人が前撮った「バニラ・スカイ」も
いろんな要素を盛り込みすぎてわけわからんという
非難を聞いた事がある。
僕は見てないんだけど。
たくさん盛り込むにしろ
その意図が伝わってこんと
ただのマスターベーションだと思われてしまうんだろうな。
そのへんもちょっと考えてみたらどうだろう。