悶々の先にあるもの

前回のエントリに書いた悶々とした状態から、なんとか抜け出す事ができた。
たくさん悩んだ末に、目の前におかれた2つの出来合いの道の、どちらを選ぶでもなく、自分の道を1本用意し、出来合いの2つの道の主に提示する事ができた。
その道が彼らにどう映るのか、今は楽しみですらある。そのリアクションですべてを決めようと思うし、決まると思う。
以前どこかで宮崎駿が「もののけ姫」制作時に言っていた(定かじゃないがそう記憶している)、「現実におこる出来事は、単なる善と悪の戦いではなく、1対1のわかりやすい構図でもない。そしてたいていの場合、物事が大きく動く時は、当事者たちによってではなく、それとは別のもっと大きなものによって動く。」という言葉を僕も信じている。
この世の中は0と1でできている訳ではないので、目に見えている事のその先を見る事が重要だと思う。それはあたかも「もののけ姫」でアシタカが、自分の不治の病の原因について「曇りの亡い眼で見て、決める。」と迷いなく言ったように。
自分の信条に違いのないよう悩み、考察し、ようやっと自分の道を1本用意する事ができた今回の一連の出来事は、これからの自分の人生に非常に大きい影響を及ぼすと思う。